「リフォーム」「リファイン」「リメイク」のすすめ。

“行きつけの” “出入りの” 呉服店として

 

普段から懇意にしている“行きつけの”あるいは“出入りの”呉服屋をお持ちでしょうか? そこはお困りごとやご相談ごとに親身になって対応してくれるお店でしょうか? お持ちでなければ、あるいはお持ちであっても・・・ぜひ弊店に名乗りを上げさせてください。

 

弊店ははお手持ちのお品を生かすお手伝いを積極的にさせていただいております。タンスに眠っているお着物のリメイク・リファインをぜひお考えになってみて下さい。意外に「色柄が気に入っている割にはあまり着ていないものが多い」のではないでしょうか。

 

古いものであってもやり方次第で“新しいいのち”を吹き込むことができます。お客さまの立場に立って最善の対応をさせていただく事をお約束いたします。どんなことでも結構です。ぜひご相談くださいませ。 

1)お手入れやお直しはございませんか。

「シミ,カビが出ているかも・・・」 

「寸法が合っていないものがある」 

「着ないうちに派手になってしまった」

・・・そのようなお着物がタンスの中にしまい込んだままになっていないでしょうか。

 

和服の良さの一つは、「古くても古くない」ということです。仕立て方のデザインは昔から同じですし、古典柄などは色柄自体もあまり変わっていません。そのお着物に備わっている魅力はしばしば時代をも超越します。洋装ではこういう事はありませんよね。

 

「リファイン・リメイク」で甦らせる、それは「新しい一枚」を増やすのと同じことです。汚れやシミをきれいに落として寸法を直す、あるいは糸を解いて洗い最初から仕立て直す…やるべきことはいたってシンプルですが、これだけでも効果はてきめんです。

 

さらには裏地を取替えたり色を変更(染め)したり…ここまでやればさながら「別物」です。「別物」ということなら、違うアイテムへの変更(着物→コートなど)も選択できます。処分しようと思っていた古いものが「○○年ぶりに蘇った!」という話は全く珍しくありません。

 

弊店はお着物の完全復活のお手伝いをいたします。もちろん自信がございます。


 

2)「リフォーム」「リファイン」「リメイク」…こういう事をします。

 汚れを落とし(洗い・シミ抜き)、縫い直す(部分・全体)ことが作業の基本です。

 胴裏や比翼地、八掛などの裏地を取り替える場合もあります。

 

* 洗う

 和服は洋服のように頻繁に丸洗いするものではありません。汚れたらその部分を処置しつつ、衿や袖口や裾などをチェックして全体の汚れが確認できた時に洗うということが基本になります。ただし、今後は何年間も着る予定がないというときには、汚れの程度が軽めであっても洗っておいてよろしいかと思います。

 

この場合、「丸(生)洗い」という方法を用いるわけですが、これは「和服用のとても丁寧なドライクリーニング」のようなものです。衿や手首などの油脂系の汚れを中心に、たいへん綺麗にすることができるのですが、水溶性の汚れにはあまり効果が高いとは言えません。汚れが残った場合は後で「しみ抜き」を併用するようになります。

 

汚れがひどくて丸洗い(生洗い)では不十分な場合、あるいは寸法を大きく変更する場合などは、糸を解いて水と洗剤で洗います。これを洗い張りといいます。 お仕立ての際にハサミが入ったところを縫い合わせ、一反の反物のような状態に戻して洗います。変色してしまった古いしみは別にして、汚れそのものは油脂系・水溶性に関わらずたいへんよく落ちます。お仕立て直しをすることになりますので、寸法の変更や裏地交換なども思いのままです。

 

また、絽や紗などの夏物や単衣(ひとえ)などをお召しの際に、“大汗をかいてしまった”ということがしばしば起こります。脇の下を中心に背中まで汗のしみがくっきり・・・このままですと変色の原因となりますので、「汗取り(汗洗い)」という部分的な水洗いをする場合もあります。これは範囲の大きなシミ抜きのような作業になります。

 

和服の世界では“洗う”ということ一つをとってみても、「生洗い」「洗い張り」「シミ抜き」…それぞれ専門の職人さんがいます。専門の職人がいるということは、専門性のある技術やノウハウが必要だということです。お客さまのお着物についてそれらをどのように組み合わせるのか、どのようなレベルの手入れをすればいいのか…申すまでもなく、最適の対応のための見極めにも経験が必要となります。

 

それから、意外と知られていないのですが、帯も洗う事ができます。白や薄い地色のお気に入りの帯は折り山の部分が汚れてしまいがちです。

 

* シミ抜き   

お着物をお召しになる際はお食事がつきものですので、その際どうしてもシミをつけてしまう事が多いですよね。シミや汚れは早い時期に対処すれば、ほとんどのものはかなり綺麗に落とせるものです。

 

逆に長い時間が経過してしまったものは、熟練した職人でもシミそのものを完全には落とせなくなる事も間々あります。とりわけ「汚れ」の成分が化学的に変化し、その結果として変色が起こってしまった場合などは相当に厄介になることも…。

 

* 奥の手

そこでどうしてもシミや汚れが落ちない場合はこういう対応をすることになります。

 ・ シミごと白く脱色し、後から色を差して目立たなくさせる。

 ・ 仕立て直して汚れやシミを見えない場所に移動する(転地)。

 ・ 周りの柄と同じ雰囲気の加工を乗せる(金加工や刺繍など)。

 ・ 地色を濃く染めて目立たなくする(無地染めや巻きぼかし染めなど)。

 

訪問着,小紋,紬などお着物のアイテムや生地の種類、彩色の技法の種類によって対応は異なります。費用もそれぞれです。 

 

* 裏地の取り替え

胴裏や比翼が経年劣化等で黄色もしくは茶色く変色してしまう場合があります。外側から見える部分は言うに及びませんが、見えない箇所であっても真っ白になれば満足感は大きいものです。

 

また、八掛の色目が表地と合わなくなっていたり、年齢的にお派手になっていた場合などは、交換によって全く違った雰囲気に変えられます。

 弊店ではマル得の裏地をご用意しております。ぜひご利用くださいませ。 

 ( 胴裏:¥6,800  八掛:¥8,800  比翼地:¥10,300 )

 ※ お取替えの際にはさらに¥300をお引きいたします。   

3)「リファイン」「リメイク」…どこに出せばいいでしょうか

「どこに出そうか」についてご一緒に考えてみましょう。

 

   * クリーニング店に出す

洗ってシミを抜く、を一般の方が真っ先にイメージするのはおそらくここになるでしょう。よくお店の前に「和服の生洗い承ります」などという立派な看板が出ていたりもします。ですが、残念なことに和服を出す場合…一般論としてですが無難な選択ではないと思います。その最大の理由は「和服に関しての知識が不十分で扱い慣れていない」という一点に尽きます。やはり扱い方には“決まりごと”に沿ったものでなければなりませんし、それなりの技術というものがあるのです。


例えば、お着物袖口や裾の部分というのはふんわりしているのが本来の姿です(昔は綿を入れたりしました)。全体はピシっとシワが伸びていても、そこだけは平らにつぶさないのが和服なのです。ところが、ここが往々にして仕上げのアイロンがけであたかもワイシャツのごとくペッタンコにされていたりします。こうなると仕立て直す以外にやりようがなくなり、下手をすれば“数万円コース”に…。残念ながら、こういうケースが少なくありません。


また、絹という素材は摩擦に弱く、少しこすっただけでもささくれて毛羽立ってしまいます。その際は綿のようになり白っぽく見えるのですが、これは地色が落ちたわけではないのです。「前にシミ抜きに出したのですが、直りませんか」とご相談を受けることがよくあります。シミのあった所に「これ以上やると生地を傷めます」などという紙がついていたりもします。もう十分に傷んでいる!と思っても後の祭り…残念ながら完全に直すことはできません(相当に目立たなくすることはできます)。


さらに不幸なことなのですが、こういう不始末は何年も経ってから発覚する傾向があります。“その道のプロ”に任せた安心感からか、「こんなものか」で一旦は納得されてタンスにしまってしまうようになりがちなのでしょうが、お着物についてよくご存知の方や弊店の指摘があって初めてお気づきになった・・・こういう例がたいへん多いのです。つまり場合によっては・・・もう手遅れということも・・・。

 

後でクレームをつけたら良心的に対応してくれた・・・こういう話は聞いたことはありません。料金の面でも決してお安くはありません(一般的には洗いだけで1万円弱、シミを落とすとその二倍ぐらいでしょうか)、。高いお金を払った上に仕上げが悪く、シミは落ちずに生地を痛められてしまっては踏んだり蹴ったりです。初めからベストの方法を選択すべきだと思います。

 

 

*買った店、または近所の店に出す 
  
次に思いつくパターンだと思います。買ったお店が近所にあれば一番いいとも思えます。売っただけでアフターサービスはしない…それでは今後の営業に影響してしまいます。ですが、その店が積極的に対応してくれそうにない場合はやめておいた方が賢明です。


展示会・催事販売、無店舗や訪問販売…えてしてこういう類の業者は単価の低いサービスには積極的ではありません。また、「他店で売った品や直し物は歓迎しない」という風潮がこの業界にはあります。確かに場合によってはよその業者のミス処理のお鉢が回る場合もあるのですが、それよりもむしろプライドの問題…すなわち他店の尻拭いなどはやりたくないという古い体質の考えなのです。こういう場合などはお客様の立場に立つような対応は期待できません。


また、失礼ながら…年配の人たちだけでやっているような店もあまりお勧めできません。色合わせのセンスや寸法に関しての考え方が時代遅れになっている事例が少なからずあります。裏地を替えて仕立て直したのにもかかわらず、今ひとつ見ばえがしない…実はこういう事も多いのです。


せっかくリファイン・リメイクにお金をかけるなら、“良い仕上がり”でなければなりません。

もっとも、倒産や廃業、閉店などの場合(最近は多いです)などはそもそもが頼みようがないのですが・・。


  
*いわゆる有名店(テナント型のチェーン店)に出す

 
ブランド的な部分での安心感はあると思います。普通に考えれば無難な選択と言えるかもしれません。ですが…若い社員さんもパートさんも経験に乏しく、「その場に詳しい人がいない」ということが大きなネックになります。


細かなことには触れず、マニュアル通り「まずはお預かりします」ということになるようです。その後の担当者の対応や判断もマニュアルに忠実です。そのためか「必要な処置」の範囲が大きくなりがちで、思ったよりも費用がかさむケースが多いようです。加えて加工代そのものも相当に高めで「これなら新品が買えちゃうわ」というお話も聞き及びます。


弊店でのお客様のご意向の多くは「そこそこの予算で何とかしたい」というものです。漫然と“フルコース”にするのではなく、“必要最小限の処置”“必要にして十分な処置”も選択肢に入れるべきだと思います。費用面と満足度の両立…このテーマにできる限り沿うようにするのがプロの仕事というものです。そのためにも「経験が物を言う」となるのです。


また当然ではあるのですが、営業方針として「とにかく売り上げを増やせ」という事があるでしょう。直しや手入れだけを頼みたくてお店に出向いたのに、それを好機到来とばかりに「新しい商品を買え」と攻め立てられてはたまりません。お客さまには「他の店で買ったものの手入れを頼むのは何だか申し訳ない」という心理が働くものですが、聞くところによれば、そこを逆手に取るのも販売テクニックなのだとか。 

 

 

*ネット検索で業者を探す


インターネットの通信販売が盛んになり、今や買えない物が思いつかないような状況です。和服関連でも結構な数の業者のサイトがあり、様々な商品やサービスを提供しているようです。扱い品目も小物から高級品まで多種多様、お手入れやお直しの分野も例外ではありません。

 

店舗を持たず、販売・受注をもっぱらネットのみで扱う業者も少なからず存在します。ここであえて言えば“通販=安い”ということは和服の場合は必ずしも正しくない場合も…。和服業界は中小零細業者の集合体であり、一般小売価格の設定は業者の良心に委ねられているところがあります。これまではそこにつけ込むような一発屋、利益至上主義の悪徳業者が後を絶ちませんでした。極端な話、値段は「どうにでもなる」のです。また、だからこそ信用というものが大切なのです。


綺麗なホームページを持っているからといっても、プロフィール等の真偽には無関係です。万が一の際は・・・ひょっとしたら遠方の店舗のない業者との交渉ごとに関わらねばならないかもしれません。そもそも和服は何十万円もするような贅沢品です。本当にそのような業者で大丈夫でしょうか。仮に宝石なら「どこにあるのかよく分からない」ところに大事なお品を預けたりなさらないのではないでしょうか。

 

この際はぜひ、弊店にお任せくださいませ。  ←←クリックで次のページへ